フリッパーズのPV

今、四谷三丁目駅の階段工事が行なわれています。

アレと結婚をする前からと、離婚をしてからを含めると、16年くらい四谷三丁目界隈に住んでいます。

アレの実家が四谷三丁目だからです。

アレは、20代前半頃から30代後半まで、クラブでDJをしていました。

イベントの名前は、ペイル・ファウンテンズの2ndのタイトルと同じでした。

そのイベントのごく初期に、フリッパーズ・ギターの2人も来てたそうです。私が結婚した頃は、直接の付き合いはありませんでしたが、一度、代官山にアート・リンゼイを観に行った時に小山田くんが奥さんと一緒に来ていて(現在は離婚している)、アレが話かけて私はちょっと離れて見ていました。「こどもはどうしたのかな」とアレに聞いたら「おばあちゃんちに預けてきたって言ってた」と言っていました。

フリッパーズ・ギターの「さようならパステルズ・バッジ」という曲があるのですが、曲の内容としては、パステルズというイギリスのバンドのバッジを外してさよならしようという内容です。

このPVなのですが、地下鉄(もち丸ノ内線)に2人が乗って到着する場所がですね、四谷三丁目なのです。地下鉄の階段を上がって道路の向かいにアレの実家の7階建てのビルがあるのですが、そこがバーンと映るんです。

これはきっと、パステルズにさようならをするということは、お世話になったアレにも敬意を表しておくかということで、フリッパーズの2人がこの場所を設定したと考えているのですよね。

このことに私が気が付いたのも3年位前なので、アレにも手紙を書いて知らせましたが、それまでにこのPVのコンセプトを知っていた人は、制作に携わった人以外いなかったはず・・・

・・・という、ニッチな話題です。

私にとっても思い出のあの改札からの階段、エスカレーターにでもなってしまうのだろうか。でも、youtubeを見て思い出せるから良かった。

https://www.youtube.com/watch?v=RmAB_a9qDZw



this must be the place

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