北方領土について

1957年の日ソ共同宣言で、歯舞と色丹の2島を、平和条約締結後に「引き渡す」とのことが書かれていたようです。

この「引き渡す」というのがどうやらお互いの国の考え方に行き違いがあるとのことで、「引き渡す」=「島が返還される」という意味には、プーチン氏は考えていないようなのです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161218-00000002-asahi-pol

今回のプーチン氏の来日の際に、もしかして島が帰ってくるかも?というのは、プーチンが含みのある言葉を発したせいもあったのかもしれません。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/195963/3

しかし、そうならない場合というのも当然に想定していたはずですよね。

腹立たしいのが、今回の経済協力とかいう政策が、そういったかけひきに関わらず敢行されたということです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161216-00000094-reut-bus_all

もう、どの国の領土だとかいいじゃないですか、って話なんですよ。

名付ければ「経団連ナショナリズム」ですよ。

ジョージ・オーウェルの言っていた「愛国心とナショナリズムの違い」がよく判る実例だと思います。

経団連に国境とか領土という概念は、ほぼありませんから。