日本人の美学①
今年も宜しくお願いします。
日本人の美学的なものってなんとなくあると思うんです。
1回で終わらなそうなので①としました。
年末に姉から久々に連絡がありました。
参院選前にちょっと口論をしていまして。
自民党に投票をしてはいけないということを念仏のように唱えていたところ、話が経団連に移り、なかなか私の話に相槌を打たない姉に腹が立って「お姉ちゃんも、経団連を否定したら経営コンサルタントなんて仕事出来ないもんね!」と嫌味を言ったところ「もう、なんなの!私今まで一度も自民党に投票したことないのに!」と言って電話をガチャ切りされたのでした(笑)
「結論から先に言えや・・・」←私の心の中の声。
それさえわかればええんや・・・
姉に、東京都からの障害者手当(長男が受給していたもの)が打ち切られたという話をしたところ、同情をしてくれて、会社に着ていく服も同じ服を着回していると告げたところ、姉がもう着ない服を送ってあげるというので、送られてきた荷物の中には子供達へのお小遣いといって2万円が入っていました。
そのメールのやり取りの中で、最後に姉が
「でも私は、誰にも頼らずに頑張っている妹のことを誇りに思うよ」と言ったんですよね。
私は「私が望んでいるのは、人と助け合っていく世の中だよ。だから、私がお姉ちゃんを助けることだってあると思うし、そうすべきだと思っている。でも、励ましてくれてありがとね」と返事をしました。
"誰にも頼らず頑張るのがえらい"って、すごく日本人的な美学だと思うんですよね。
そんなに美しいものでしょうかね。
私からみて評価の高いものって、"他人に頼ることが上手に出来る人"だ。
それは技術であり能力であると思っている。
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