国会や議員についての曲

Paul WellerがThe Jamを解散してすぐにThe Style Councilというユニットを結成したのですが、その第一弾シングル "Speak like A child "  のB面に入っていた曲 "Party Chambers "について。

(そこから中期の頃まで、シングルのB面に政治的・社会的な問題を取り扱った曲を収録するというリリースの仕方をしていました)

この曲を知った時には "party "というのが " 政党 " という意味もあるということは知っていたので、政治的な曲であるということは理解はしていたんです。

" Party " が 政党、" Chambers" が " 院や部屋"という意味です。

つまり"Party Chambers"とは、政党が集まる部屋=国会のことなのです(イギリスでは国会とは言わず議会ですが)

歌詞はこんな感じです。 

Back in the party chambers

Laughter, records loud

I guess my guests are alright

They won't miss me for a while

国会に戻ると…笑い、大きく記録される 彼らは自分が少しの間いなくても気にしない、大丈夫だと思う・・・

ということを歌っています。(彼ら=my guestsとは、国民のことだ)

この状況を体現したことが、先日の日本の国会であったのです。

総理大臣が民進党議員の質問中に中座をして、戻ってきた時に歩きながらズボンを直し、両手を組んで大きく伸びをしたという、それを国会中継のテレビの面前でやったというのです。

国会は議員のものではなく、国民のためのものです。

国会をバカにするということは、国民をバカにしているということ。

私には、ここまでのことをされてもこの方々を支持する人の気持ちがわからない。

http://www.asyura2.com/17/senkyo219/msg/747.html

曲の説明に戻って、イギリスの議院内閣制度についてですが、イギリスには上院・下院があり、上院議員は、貴族や聖職者などの中から首相の推薦により国王が任命します。

ですので、歌詞の途中から"her " という単語が出てくるのですが、これはいわゆる男女の意味での彼女ではなく、国王=女王のことを指していると思います。

彼女のことを考えている、と。すなわち、女王のことを考えていると。

・・・ということで、この"Party Chambers"という曲は、イギリスの上院議院の在り方について歌った曲ではないかと考えてみたわけですが、他のファンの皆さんはどう思いますか?

↓  The Style Council /  Party Chambers

https://www.youtube.com/watch?v=gnIenhuE0a8

↓ The Style Council / Party Chambers   (インストver.)

https://www.youtube.com/watch?v=RObrBfwwktQ








this must be the place

sisidothecatのブログ