年金について
新日本保険新聞2017年2月6日号のコラムより。
「年金は『もらう』ものではない」
「年金をもらう」という不思議な日本語が、十数年前から使用されています。
今日では、NHKでも普通に使っています。
しかしだまされてはいけません。
年金は、日本の四つの社会保障システムの一つで【①社会保険②社会福祉③公的扶助④公衆衛生・医療】のうち、①の社会保険=医療保険・介護保険・労働者災害保険・年金保険を構成するものです。
即ち「保険金(=ほぼ税金)を支払う事で、のちにそれを年金として受け取る」ものであって、決して「年金はもらうもの」ではありません。
しかし、旧社会保険庁があまりに杜撰な資金管理をしたために年金保険制度が破綻したのです。
そこで「とても賢い年金官僚」が「とても素直な日本人」をたぶらかすべく、公共放送であるNHKや新聞などのマスメディアに「受け取る→もらう」と言い換えさせる事で「もらうのだから、減額されても仕方がない」と思わせる企みをしたのです。
・・・ということで、年金はもらうものではないということを改めて肝に命じましょう!
施しを受けているのではないっ。
額が減るなどもってのほかだ。
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