talk about XTC

昨夜、久々にXTCを聴きました。

やはりいいですね~。

一応、殆ど全部のアルバムを聴いていますが、どのアルバムがいいかって、年齢にもよると思うのですが、やはり「Oranges & Lemons」と「Skylarking」と「Nonsuch」、これらの3枚が同じくらい好きです。

そして、私がXTCを聴くのは、アンディー・パートリッジのバンドとして、というのもあるけれど、同じくらいに、いや、それ以上にコリン・モールディングの作った曲を聴きたいからなのです。

そういう意味では、どうしても一枚にしろと言われたら、「Skylarking」になってしまうのかな。トッド・ラングレンのプロデュースでもあることを加味しても。

「Skylarking」って、ゾンビーズの「Odessey and Oracle」なのではないかと思っています。(この説って、もう誰か言っていましたでしょうか。自説なんですが。よくビーチボーイズとかビートルズは引き合いに出されますけれども。)

ゾンビーズも、ロッド・アージェントとクリス・ホワイトの曲調って違いますし。アルバムの曲を半々の割合で作っているところも、「Skylarking」と「Odessey and Oracle」の共通点はあります。

私は、どちらかというとzombiesではクリス・ホワイトの作った曲のほうが好きなんです。

「Nonsuch」が出た頃に、「来て来てキャンペーン」をやっていましたよね。

何故か私、来日公演に行かなかったのですよね。たぶん、ライブはいいやと思ったのです。いつもはきらいな考え方の「作品至上主義」がその時に出てきて、「アルバムの中で完成していればいいや」・・・と思ったのだと推測します。

契約の問題で、リチャード・ブランソンを激しく批判していましたよね。「もうVirginには乗らない!」と言っていた気がします。


コリン・モールディングの曲の世界って、文学的な感じがするんです。

クリス・ホワイトの曲も文学的なんですよね。

「Odessey and Oracle」の中の「A Rose for Emily」は、アメリカ文学のウィリアム・フォークナーの短編集の中の「エミリーに薔薇を」のことを歌った曲です。(ロッド・アージェント作ですが)曲を聴くより前に、小説のほうを読んでいたので、すぐわかりました。

「Odessey and Oracle」は、ゴシック感があってすごく好きです。何年経っても飽きません。

↓ クリス・ホワイト作 「Changes」

https://www.youtube.com/watch?v=hwIRiHpX-tw

↓ コリン・モールディング作 「My Bird Performs」

https://www.youtube.com/watch?v=HA6lEPueyTY

↓ The Penelopes によるカヴァー   「Disappointed」

https://www.youtube.com/watch?v=nqu_dJgXS8g







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