ジャズ・カントリー

アメリカのジャズの音楽評論家、ナット・ヘントフが書いた小説。

Paul Weller先生が好きな本なのです。

白人の男の子が、ジャズ・ミュージシャンになりたいといって、黒人のミュージシャンの中に入っていくというお話なのですが、日本からは晶文社という出版社から出ています。

中高生から読めるシリーズということで、レイ・ブラッドベリの「たんぽぽのお酒」などと共に、晶文社ではヤング・アダルトのカテゴリーに入っている本です。


イギリスのミュージシャン達って、黒人ミュージシャンに対する憧れみたいなのってあるなと常々感じているのですが(特に80年代)、この本を読むとその憧憬に共感出来るんです。

Tokyo No.1  Soulset の渡辺俊美さんも、この本をおススメしていたことがあります。

俊美さんが経営していた千駄ヶ谷のお洋服屋さんには、そういえば「our favorite shop」のレコードが飾ってありましたね。


weller先生は、息子にこの本の著者のナット・ヘントフと同じく、「ナット」という名前を付けています。

この息子はゴス好きらしく、イギリスのガクトと呼ばれているらしいのですが(事実、ガクトの事が大好きらしいです)、weller先生は、息子に一緒に行ってくれと言われて、マリリン・マンソンのライブに行ったりしていたそうです(笑)




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