オバマ広島訪問を再検証する

朝日新聞の2016年5月30日か31日(はっきりせずすみません)に、オバマの広島訪問について突っ込んだ意見が書かれていました。

オバマの側近によって推敲を重ねた文言には「アメリカが・・・」といった主語を明確にした表現は用いられなかったこと、また「科学によって(中略)核が殺戮の道具に転用することが出来る。広島がこの現実を教えてくれる」とも語ったとのことで、「殺戮」と「広島」を同じ文脈で語ることが、オバマ氏の個人的な思いを連想させる精一杯の表現だった、と朝日新聞には書いてありました。

オバマの近くには、核攻撃の承認に使う装置を持った軍人が黒いバッグを持って居たそうです。

朝日新聞のその記事の最後は、「広島で核なき世界」を訴えた米大統領が、同時に広島に始めて「核の発射ボタン」を持ち込む大統領にもなった、と締めくくっていました。

【オバマを考える参考資料】

↓ 原爆投下の映像に拍手するオバマについて

http://news.livedoor.com/article/detail/11588466/

↓ 実際の映像

https://www.youtube.com/watch?v=rhXGVF2qVd0

↓ 核兵器削減率、ブッシュとオバマの比較

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-02/2016060209_01_1.html