PTAについて
最近になって、とみに木村草太さんにグッときています。
(ひそかにメガネ専なのかも・・・)
憲法学者だけあって、様々な角度から物事を考えることが出来る方だとお見受けいたしました。
・・・というのも、木村さんの「PTAの強制加入は許されるべきではない」という発言を見つけての事。
これはうれしかったですね。私もつねづね「なんで?」と思っているので。
せっせと読み聞かせなどの活動を行なっている私が、PTAに苦言を呈しているのに矛盾を感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、感情とは別のものなのです。
親が二人そろっていて、かつ母親が働いていない家庭だけだったらそれ(強制加入)もありかなと思うのですが、現実世界そうではないですよね。
私など、ひとり親で時間給でやっていますから、PTA活動に参加するにはお給料を減らしてまで参加しなければならないですし、なんといっても気に入らないのがあの「年会費」なのです。
毎年一律5,000円支払わなければならないのです。ひとり親で手取り20万以下だろうが、夫婦そろって1千万前後収入があろうが、一律です。
手取り1千万の人が5千円ならば、20万以下の人は1,000円でいいです、とかじゃないです。
(個人的には、ひとり親家庭は免除くらいになるべきだと思っています)
PTAのことで愚痴をこぼすと必ず返ってくる言葉「子供がいるのはみんな一緒だから」
ああ、それ、私の嫌いな精神論ってやつです。
同じじゃないのに何で同じだと言うの?
木村さんは「もしも国家権力が、「若者の祖国を愛する気持ちを育てる」とのスローガンの下に、無意味なボランティア労働を強制したとしても、抵抗は難しそうだ。徴兵制への懸念は払拭(ふっしょく)できない」とおっしゃっています。
さらには沖縄の基地建設までPTAの問題とつなげて考えています。
みんな根っこは同じなのです。
弱者に対しての想像力の欠如、そして精神論で押し通そうというところです。
↓ 木村さんの弁
http://www.okinawatimes.co.jp/cross/?id=234
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