ボランティア精神

なんか、自分でも意識しないうちに「ボランティア精神」って言葉、いつの間にかおぼえていて、そしてそれが美しいものだと認識して生きてきましたよね。

自発的なものであれば、良いものですし、時には美しいとも思います。

しかし、このボランティア精神を無理強いしようとする力が働いたら、アナタはどうしますか?

私が今、独自で研究している"日本会議的なもの"ですが、おそらくこの"ボランティア精神"をたたえているはずなのです。

基本的な考え方としては、女性は外に働きになど行かずに家で子育てをし、将来は舅・姑・夫などの介護要員となる・・・という「無償労働」に当てはめられればこんなにウマイ話はありません。

何から何まで、嫁がやってくれるっていうんですから。

無償労働=ボランティア精神ということです。

私はといえば、そんな無償労働に美を感じたりするタイプではありません(でした)から、嫁・妻としてはやって当然、対価を求めるなんておかしいなんていう意見には疑問を持ってしまいます。

誰だって、一生懸命にやっていることの対価って考えると思うんですよね。

誰だって、どんなちっぽけなことでも、自分の価値を見出せた時って、ものすごくうれしいと思うし、そうでない時はつまらないはずです。

本当に、母親って、何から何までやらなきゃならないんです。