真珠湾のまとめpt.3

まとめ3回目。

真珠湾訪問の際に同行したのが、防衛大臣であって、どうして首相のワイフでなかったのか?という疑問を見かけ、これはいい着眼点だと思いました。

これは、同一人物である必要性があったからです。

防衛大臣の参拝時の言葉「未来志向に立って日本と世界の平和を築いていきたいという思いで参拝した」ですが、このセリフを言い訳として活用する場合、防衛大臣が真珠湾に行った場合と行かなかった場合の二つのパターンを想像してみてください。

大臣が行った場合のほうが、その言い訳の整合性はあるように見えるのです。

行かなかった場合には、その言い訳というのは、より苦しくなります。

仮に今回首相が真珠湾を一人で訪問したとします。翌日に、その国の防衛大臣が靖国神社を訪問するという衝撃を想像してみてください。

衝撃度が強いのは別行動だった場合の方です。

そして、同一人物である必要があった。

首相と同行した立場の人がやることなのですから、あの行動は首相の意志なのです。

防衛大臣の身勝手な行動・言動という論調を多く見かけますが、そこには気を付けなければなりません。もしそう思ってしまうようならば、相手の策にはまっています。

現時点の政権で防衛大臣に女性を起用しているのは、かなり策略的なことだと私は思っています。女性は気ままで考えなしに動くもの、というような印象で事の真相に近づくことを混乱させているのです。

大臣が自分勝手に動けるわけないと思いませんか?全て指示に基づいて動いているでしょう。

真珠湾訪問の話が決まった時から、すでに靖国訪問までのシナリオが出来ていたのです。思いつきでなどやっていません(こういう事に関しては思いつきでなく用意周到だ)

大臣の行動・言動を見ている人の心の中に「女だからしょうがない」という気持ちがあるとしたら、まんまとそういった心理を利用されていますね。

「女の考えることだから」というニュアンスを含む言葉を見かけるたびに、女性の存在をバカにされている気がして悔しいです。

これが男性の防衛大臣だったら、最近の全ての防衛関係の出来事の印象って、もっともっと厳しい評価だったはずです。

今回の式典を実行するためには、相手をバカにするところまで含まれていなければ、こちらとしても到底許すことは出来ない。・・・ということで、今までの歴史とか周囲との関係性などよりも、自分達の執念のほうが大切なんです。






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