ひとり親の過労死について
過労死で人が死んだ時に話題に取り上げられますよね。
あれって、会社だからですよね。
やっていることが労働として認められているからですよね。
拘束時間ってものがあるだろうという考えがあるからですよね。
私は、毎日17時15分には仕事が終わり、残業はありません。
(派遣でも、残業なしの仕事を選ぶのは結構大変だ)
会社に残っている人は、私が早く帰るから楽だと思っているでしょう?
でも、私は家に帰ってからも"家の仕事"をしているから、私の中では違う種類の仕事があり、言ってみれば私も残業しているのです。
ひとり親で何でも一人で引き受けている状態にカタカナで何とかって名前が付いているのを見かけましたが忘れてしまいました。
睡眠時間1,2時間で会社に出勤とか、会社勤めの人が会社に対して拘束されていた状態についての死はニュースになりますが、ひとり親が似たような状態で死に至った場合、おそらくニュースにはなっていないと思うんです。(何故なら、労働として認められてない部分が含まれているから)
絶対数、忙しすぎて死に至った母親っていると思うんですね。
自分では死ぬつもりなくて生きていますが、ちょっと考えないと私ももしかしたら死ぬかも?と最近考えるようになりました。
先日、仕事をしている最中の話ですが、2種類の大小のクリップが混在していたので、それをせっせと分けていたんですね。
そうしたら、別の課の渡辺課長(同じ年くらい)がそれを見かけて小さな声でそっと「あんまりコン詰めると、持たないよっ」とささやいてくれたんですね。
もううれしくなっっちゃって。疲れが少し和らいだんです。
私は全力投球してしまうタイプだから、他の人から見たら、そんなクリップ分けるのなんて適当にやればいいのに、むしろやらなくたっていいくらいなのにって見えたのだと思う。
渡辺課長は、お昼休みに「ため息の意義」について語っており、ため息は一般的に悪いものとされているのだが、そうではなく体にとって必要なものなのだと主張していました(笑)
もしひとり親でがんばっている女性とお付き合いしたいと思っている希少な人がいましたら、口説き文句はこれです。
「あんまりコン詰めると、持たないよっ」
・・・と耳元でささやいてくださいね(笑)
この話を二男にしたところ、「ママ、家では全力投球はしていないねっ」と言われてしまいました(笑)どうやら、緩急はつけているらしい・・・
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