法的に・・・

法的に見てどうか、という観点で暮らしている人にたまに遭います。

私の元ダンナがまさにそれでした。

こういう人には要注意です。(あ、弁護士は除きますよ。そういう仕事なので)

法律を守ろうとして心がけているのだから、いいことなんじゃない?・・・なんて安直に思ってはいけませんよ。

こういう人って、道徳心がないから、法的にどうかということが基準になっていて、法的にひっかからなければそれ以外は何でもやっていいという解釈をしているのです。

私達が基準とするのって、本当は法律ではなく、道徳心のはずなんですよ。

きのう、たまたま少し早く家に帰ることが出来たので、国会中継を見ることが出来たんですが、首相が私が指摘していることをそのまんま語っていて、ああ、この人は道徳心というものがないのだなとはっきりとわかってしまったんです。

だって、「寄付なのだから法的にみても問題がない」とか、証人喚問に関しても「法的に見て問題があるかどうかわからない人を証人喚問に出すのはおかしい」とか言っていたんですよね。

法的に見てどうのじゃなくて、真実を突き止めるために必要なことはやらなければならないんですよ。

だから、法的にどうの、っていうところを基準に考えている人には要注意ですよ。

道徳心なんて持っていないから、最終的には法的にはこうなってんだから文句言えないだろう?っていうのが基本的なスタンスなんですから。