告白と憲法
私のブログのフォロワーさんに、ヤマトの配達員の方がいらっしゃって、いつも仕事中に見つけたトラックのナンバープレートの写真をあげていて、特別面白い!ってわけではないのだけど(ごめんね!)、投稿があると必ず見ています。
サボテンさん(という名前)、最近、新聞に載っているヤマトの記事をあげるようになってきて、それも見ています。
サボテンさんピックアップの2017年4月14日の朝日新聞の記事
" ヤマト配達員、伝票の電話番号に「LINEしませんか」”
http://www.asahi.com/articles/ASK4G5CJQK4GOIPE014.html
これ、詳しいことは調べてみないとわからないのですが、仕事上で知り得た情報を用いてコクッたのがストーカー規制法にひっかかたということなのでしょうね。
逮捕はされなくても、事実上解雇にはなっているし。
これって、携帯電話からショートメールを送らなければ良かったんじゃないでしょうか?
受け渡しの時に「自分とラインしてくれませんか?」と、口頭で言ういうのはセーフっぽいんだけど?
だって、いくら仕事上とはいえ、「告白の自由」ってないの?
別にコクられても「お付き合いできません」とか「好きな人がいるので」とか言えばいいだけじゃないのかな。
断っているのにしつこくしたらストーカーになると思うんだけど、告白する自由くらいはあってもいいと思うんです。
日本国憲法的にはどうなんだろうか。「幸福追求権」には当たらないだろうか。
木村草太先生にお尋ねしてみたいところです。
実は、私、実体験として、この話に似た経験をしていまして・・・
元夫の直前に付き合っていた人のことなんですが。
その当時、私は書店に勤めていたんですけれど、そこに頻繁に来ていた男性が、カフェ・ブリュのジャケットのポール・ウェラーみたいに、ステンカラー・コートを着ていたのがそもそもの始まりだったのかもしれません。で、その人の買っていく本を、いつもレジで見ていたら、私がおススメする本ばかり買っていくわけだったんです。
それでもう、その人のことを好きになってきていたんですが、ある時その人が本の注文をお願いしますと言って頼んだ本が、私の大好きなカポーティの本だったんですよね。
そこでデスティニィーを感じまして、本が到着してから、その人の自宅に電話したのです。
で、注文した本が届いたことを伝えたあとに
私:「あの・・・〇〇さんて、付き合っている人いるんですか?」って訊いたんです。
彼:「いいえ。」
私:「有難うございました!」
・・・そういうやり取りをした後に、その人がお友達を連れて書店にやってきたのですが、そのお友達が、私の好きなミュージシャンだったんですよね。そこでもデスティニィーを感じたんですが。
(あの子だよ、って感じで二人でチラチラ私のほうを見ていたんです)
相手にとっても、事件だったようで、ちょっと見に行くかということになったのだと思います。でも、不思議だったのは、何故電話をかけたのが私だとわかったのかなという疑問が今でもあるのだけれど。きっと、コクるまでの間に、既に相手には、私が好意を持っているということはバレていたのかもしれません。
結局、向こうが「お茶でもしませんか?」ってことで、付き合うことになったのですけれど。(ナンパする書店員だ)
この場合、相手がOKだったからまだしも、相手がNOで、時代も時代だったら、私も通報されていたかもしれなかったんですよねー。
皆さんはどう思いますか? 告白の自由、あるよね!
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