もう、わけわからない。
職場の近くにあるオーガニック専門店にお昼ご飯を探しに行き、すごいものを見つけました。
商品名は「スコットランド産海苔巻き」
主な原材料を書き出します。
雑穀ご飯:米(北海道)、大麦(スコットランド)、もち米(北海道)、黒米(鹿児島)、えんどう豆(アメリカ)、緑豆(オーストラリア)、海苔(スコットランド)、アイルランド産海藻、ギリシャ天然塩・・・
上記の材料を使って、出来たものが何故か韓国のり巻き「キンパ」なのです!
もう、頭の中、わけがわからなくなりましたが、ここまでくると何かしらの思想さえ感じられます。どうしてこの材料をそろえる必要があったのか・・・そして、作ったのは日本ののり巻きではなく、何故韓国式のり巻きのキンパだったのか・・・
ラベルに電話番号が書かれていたら、電話インタビューを敢行してしまうところでした。
オーガニックのお店ということで、「野菜は自然農または有機無農薬、減農薬を使用しています」と書かれていました。
オーガニックであるということを突き詰めると、こうなるってことでしょうか?
塩なんて、ギリシャまで行かなくても日本にもあるでしょ?海苔だって、スコットランドまで行かなくても・・・
国産の材料は、北海道産と鹿児島産を使用しているところからみて、対東日本産を意識したお弁当だと判断しました。
実行しようとすると、こうなるという見本なのでしょうか。
商品名にも疑問があり、「スコットランド産海苔巻き」と聞くと、まるでスコットランド産の材料で作られた日本式のり巻きをイメージするかと思いますが、正確には「スコットランド産の海苔を使った」ということで、商品名が区切れる場所は「スコットランド産 / 海苔巻き」ではなく「スコットランド産海苔 / 巻き」なわけです。
一緒にお昼を食べていた同じ課の職員さんに、この話を興奮して伝えると、ちょうど環境問題でCO2排出に関してのレポートを書いている最中だとのことで、ぜひこの話もレポートに載せてください!と伝えましたヨ(笑)
こののり巻きが私の口に入るまで、どんだけCO2を撒き散らしてきたことでしょう。
頭の中はぐちゃぐちゃで混乱していて、味は良くわかりませんでしたが、何かが狂っている、とうことだけはわかりました。
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