大人の道徳

「はれときどきぶた」/ 矢玉 四郎 のあとがきからの引用


なにかを決めるときに、手をあげて多数決というのをやるだろう。これは便利な方法だけど、ときにはよくないこともある。多くの人がまちがっていて、ひとりだけ正しかったということもよくあることだ。

だから、自分の感じたこと、考えたことはちゃんといえるようにならなくちゃいけない。

学校では教科書をおぼえればいいかもしれないが、おとなになったら自分の教科書は自分でつくらなくちゃいけないんだ。




はれときどきぶた  /  矢玉四郎 (岩崎書店)