僕は恐竜
加藤さんのツイッターで昨夜、「ベリークルシメマス アベサンタからのプレゼント…」という言葉を見て、10分くらい笑ってしまい、息子に「何で笑っているの?」と聞かれ理由をおしえてあげるとひどく憤慨し、「明日、斎藤くんと一緒に国会議事堂に行って、総理と話し合ってくる」と言っていました(笑)
笑い事じゃないよね!
The Collectorsの曲に、「僕は恐竜」という曲があります。
「…なくなっていく文化みたいなものが恐竜とオーバーラップしてくるわけだよね。自分がその頃好きだったMODSっていう文化があるじゃない?彼らの着ているM51っていうパーカーのシルエットがフィッシュテールになっているんだけど、それが影に映った時にさ、恐竜にそっくりなんだよ。終わりゆく文化っていうのも恐竜と同じだな、って思ったの。
僕なんか、MODSの文化ってすごい好きだから、終わりゆく文化に恋しちゃっている自分の悲しさみたいなのもをそこに投影しちゃったりしたんだよね。
自分の曲の中にも「僕は恐竜」っていう歌があるんだけど、実はその恐竜というのは本当の恐竜じゃなくて、フィッシュテールのMODSの影だったりするわけよ。
だから恐竜はね、すごくロマンチックなものでもあるわけよ、自分にとって」
~恐竜クエスト / みずき出版(絶版)
イギリスにも加藤ひさしさんがいました。
The Denimのローレンス氏。
このThe DenimはThe Feltというバンドをやっていたのですが、「Back in denim」というアルバムで「The osmonds」という曲をやっています。
以前はフェルト(毛氈)だったのですが、今度はデニムを着て帰ってきたよというアルバムのタイトルです。
以下に貼った映像は、イギリスのBBCの音楽番組「later with Jools Holland」からのものです。イギリスの井上順と呼ばれる(笑)Joolsの番組で、denimが出ているのですが、番組のトリをつとめるのがNick Caveを差し置いてdenimだというのが、イギリスの音楽文化の意識の高さを物語ります。
売上げや知名度でいったら、denimよりNick Caveのほうがはるかに高いですからね。
70年代にはそこらじゅうに小さなosmondsがたくさんいた…ということを切々と歌うのですが、しっかりと社会的な状況も盛り込まれています。
歌の最後に、色々なバンドの名前を叫ぶのですが、CDではその部分は拡声器で吹き込まれています。
https://www.youtube.com/watch?v=86LZ1AG1UfI
https://www.youtube.com/watch?v=7J9eqzmn7ok
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