フェア・トレード
フェア・トレード商品をご存知でしょうか。
海外の、主に発展途上国からの輸入品で、現地の人々に適正な労働賃金の対価が行くような商品のことです。
チョコレートやバナナ、紅茶などにフェアトレードのマークが付いたりしています。
私はここ15年ほど、チョコ・バナナ・お茶(私の場合はアフリカのルイボスティー)の3つはフェア・トレード商品をずっと買っています。
今、100均に行けばチョコレートは100円(税込)で買えますよね。
フェア・トレードのチョコレートの場合、板チョコ1枚700円くらいになります。ちょっと考えたら、はるばる海の向こうから運んできたカカオが100円で手に入るのはおかしいと思うんですよ。700円くらい支払うべきなんだと思います。
2015年の1月31日付けの毎日新聞の投書欄にあった、東京都の48歳の男性の投書を抜粋して載せますので読んでみて下さいね。
~「どのような商品を選ぶのかは、どのような社会を目指すのかということにも深くかかわるものです」という教科書の記述が紹介されていました。
私は、先日ラジオで聞いた英語の高校講座で取り上げられていた「甘いチョコレートの苦い現実」という話を思い出しました。
チョコレートの原料カカオの生産地である西アフリカの国々では、カカオが安く売られているため生産者は子供を学校に通わせられないほど貧しく、子供達も農場で重労働に従事しているそうです。子供達はカカオが何に使われるかも知らず、一生チョコレートを食べることもないと知り、衝撃を受けました。~
普通の板チョコが7枚も買える700円のチョコレートを買うなんて、まるで私がブルジョワのおばさんではないのかと思われないように申し上げますが、「お金の使い方が違う」だけなのです。
他の人が洋服やバッグや化粧品などにかける分を食品にあてているだけなのです。
だから、きっとその気さえあれば貴方にも出来ますよ。
(それでもウチは100円のチョコを買うのも精一杯という人もいるということはわかっていますよ)
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