『月刊 住職』

以前から、新聞で広告を見かけるたびに気になっていた「月刊 住職」

MJも以前、「最近はマイ仏像ではなく「マイ住職」になってきています」と言ってたように、気になる存在ではあります。

心に残る住職に会いたいのだそうです。どれだけ仏像のことを思っているか、という思い入れを知りたいのだそうです。

その特集をながめてみると、すごく社会派でびっくりしました。

岩波の「世界」がお寺特集としてそのまま出してもなんら違和感ない、遜色のないクオリティなのです。

生活保護受給に関して、最高裁判決に関して、お寺を学習塾として開放する、障害者が入りやすいお寺にするには、被爆70年の広島で仏教者はどう立ち向かっているか、創価学会について、大学の学費問題について、テロについて・・・

これだけのことを考えないと、悩みをかかえてやってくる人達には対応できないのですね。

「月刊住職」を定期購読している住職と語り合ってみたいですね。

http://www.kohzansha.com/jimon.html


書店に勤めている時代に、MJの「見仏記」シリーズを中心に、仏像写真家の入江泰吉や、梅原猛の仏像関係の書籍を集めてフェアをやった時があり、地方から東京にやってきたお坊さんがたまたま来店をして、「こんな本があるんですか!」と言って感動をしてMJの見仏記をまとめ買いしていった時がありました。

MJ、私、リアルお坊さんにMJの本を売りましたからね(笑)







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