ムダ金
朝日新聞2016年3月11日号より、「巨額復興 道半ば」
これまでの5年間の復興予算、総額26.3兆億円。
その財源は
【政府資金の売却やその他の収入】5.6兆円
日本郵政株の売却収入4.0兆円、JT株の売却収入0.5兆円
【復興増税】10.5兆円
所得税7.3兆円、個人住民税0.8兆円、法人税2.4兆円
【歳出の削減】
「子ども手当」の見直し2.1兆円、高速道路無料化の見直し0.5兆円、公務員人件費削減0.6兆円
【過去の予算で使わずに残った分】
3.3兆円
財源の徴収先にも疑問があるが、そうして得た財源がどのように使われているのか。
私達はそこに着目しなければならない。
私が「ムダ金」と言っているのは、地震の中で天災と人災を分けて考えているからであり、その人災の部分は避けられたはずだからである。
最初から原発なんて建っていなければよかったんだって。
政権を批判せずに、世の中の暮らしをよくしたいって?
お金が何のためにどのように使われているかを把握したら、その必要の原因となったものを直視しなければならないだろう。
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