人権の「大小」

2016年5月23日の毎日新聞の夕刊に、自民党の改憲案のQ&Aの中で、「大きな人権」と「小さな人権」があると書かれているという記事をきのうの夕方、会社で見ました。

一見、意味不明ですよね。

でも、私にはどういうことを言いたいのか、わかるんです。

彼らが言う「大きい」と「小さい」というのは、「全体から見たら小数」ということです。

全体=大、少数=小さい ・・・だと思います。

福島の避難者、沖縄の基地問題、子どもの貧困、他にも色々ありますね?

「全体から見たら少数」だと言い切られていること。

自分はその「少数」のほうじゃないからいいって?

でも、自分もいつその「少数」のほうになるかわからないでしょう?

それにみんな、兄弟姉妹とか、いとことか、父親・母親、祖父母とか、近所のなんとかさんとか、兵庫県の○○さんとか、自分以外で大切に思う人っていないのですか?

そんなにみんな、半径1メートルくらいの円の中で生きているの?