島国な日本

保険毎日新聞2016年9月26日11面に、熊谷徹さんの記事が載っていました。

著者に聞きたいシリーズで、「ドイツ人が見たフクシマ」の著者である熊谷さんへのインタビュー記事です。

(「ドイツ人が見たフクシマ」は、日本人とドイツ人の原子力に関してのリスク意識に関しての本です)

以下、インタビューの抜粋です。


日独のエネルギー政策をめぐっては重要な相違があります。

それは、日本が電力を輸入できないこと。万一の場合、ドイツは外国から輸入できます。

日本でも周辺国から輸入することは技術的に可能だが、実際には政治的に無理でしょう。

東アジアの場合、地政学的に難しい面がある。日独の地政学的な違いは、両国のエネルギー政策に強く影響しています。


「島国根性」とよく言いますが、物理的にそうなっている面は仕方ないにせよ、自分達みずから島国に「敢えてしている」部分って、多分にあると思うんですよね。

熊谷さんの本は、日本とドイツを比較していますが、日本とイギリスを比較するほうが、同じ島国という条件としてはぴったりくるかもしれません。


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