故郷は地球

初代ウルトラマン第23話「故郷は地球」に登場する怪獣のジャミラは、もとは地球人だったのですが、水のない惑星に置き去りにされ、そこで水がなくても生きられるよう進化した体となり、置き去りにされた復讐のため、乗ってきた宇宙船を改良して地球へ戻ってきます。

しかし、ジャミラを見捨てた事実を公表されたくない国際会議の本部からの指令で、科学捜査隊はジャミラをやっつけるのですが・・・

この死に方が、水にやられて死ぬのですが、ジャミラは乾燥にも耐えられるように粘土質の体に進化をしたのですけれど、せっかく死ぬほどの苦しみを経て得た水を必要としない体に、あれほど欲していた水を浴びせられて苦しむという悲劇。

ジャミラは水に苦しみながら悶えて死にます。

そして、科学捜査隊の言葉はこうです。


「ジャミラ、許してくれ。・・・だけど、いいだろう。こうして地球の土になれるんだから。」


ジャミラの墓標にはこう書かれました。

「地球の夢と科学の発展のために死んだ戦士、ここに眠る」

イデ隊員の言葉


「ギセイシャはいつもこうだ。文句だけは美しいけれど。」


※ギセイシャというのが、犠牲者なのか?

 日本には今のところ「偽政者」という言葉はないようなのですが・・・深みのあるセリフ

 です。

 (犠牲者と為政者を掛け合わせたと見られます)


ウルトラマン第23話「故郷は地球」

https://www.youtube.com/watch?v=uQLNsAZbPGQ (日本語)



ガッツさんとともに行方不明中のジャミラの食玩(似ていないが)


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