死刑制度について
私は、死刑制度については、反対の立場です。
人が人を死に値すると決めることは困難だからです。
理由をつけて、人を殺すことになるからです。
どこからどこまでが死に値し、値しないかを決めることが困難だからです。
そういう意味でも、裁判員制度も反対です。
法的な観点に全く未熟な人達が何を決められるというのでしょう。
小説を読んでも、一人一人感想が異なるというのに。
裁判員制度で選ばれた人達が言えることと言ったら、小説の感想程度の、個人的な
感情でしかありません。
別れたダンナが昔、新聞を見ながらこう言ってました。
「こんなことしておきながら、死刑にならないんだよ?」・・・って。(本人は正義感のつもりで言っている)
その頃は私も、そういう気持ちも否めないよね、と思う反面、そういうものだろうか?という疑問も半分あって、死刑に対する自分の考えというものははっきりとしていませんでした。
でも、今ははっきりと反対だと言うことが出来ます。
この事一つをとってみても、あの元ダンナとは根本的な部分でかなり違っていたのだなと思います。簡単な表現で言ってみれば、極右と極左が結婚をしてしまったような感じ(笑)
今、これを書いている最中に二男がタイトルを見て「死刑制度って何?」と聞いてきたので説明をしたところ、「生きて罪を償うほうがいいよ。」と言っていました。
↓ 社民党の又市さんの談話
↓ wikiによる死刑制度の分布図
これによると、日本はアメリカや中近東と同じ考えで、ヨーロッパはほぼ死刑制度は行なっていない。条件付きまたは無条件で、死刑制度を導入していない国のほうが世界的に見ても主流である。
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