MJのオカン

リリー・フランキー氏との対談集「どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか」より抜粋。

リリーさん:オレとみうらさんが恵まれていたのは、親が「好きなことやっていい」って言ってくれて、やらせてもらっていたこと。そうじゃない子もいるわけじゃないですか。あれするな、これするなって。いろんな事情もあるだろうけど。

MJ: 子供のころってそう言われると案外、素直に聞くんだよね。

「なんでもできるんじゃない?」って、肯定されて育つと、なんでできないんだろうと思って、ついつい努力しちゃうんだよね。最終的にはできるって思いこんでいるから。

リリーさん:みうらさんの実家に行って、その肯定っぷりを生で見ると、今のみうらさんが出来上がっていった理由がなんとなくわかるんですよね(笑)。

MJ:ストーンズのライブに行ったときに、「オレもメンバーに入れるかも」って思うのは、今でもオカンが「入れるんちゃうか?じゅんやったら」って言いそうな気がするからじゃないかなあ(笑)オカンはストーンズ知らないのに(笑)

「ストーンズさんも、じゅんが入ったほうが喜ばはるんと違う?」って言うだろうなあ。

「阿修羅像もあんたのおかげで有名にならはったしな」って言うような人だしね(笑)。

リリーさん:「じゅんは一回も間違ったことしてへんもんな」ってお母さん言ってましたもんねえ。さんざんいろんなこと見たでしょうに(笑)

MJ:でもね、あんなに当たり前のようにされていたことが、いざ自分がやるとなると難しいんだよね。


うらやましいですね!

うちはMJの家のように臆面なく言われていたわけではなかったけれど、もしそうやってはっきりと口にも出して育てられていたら、何か本当にMJのように成し遂げていたかもしれないな・・・

でも、いいのだ。

私の両親は、私が子供達を責任を持って育てているというところを立派だと思っているんだから。


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