ブックトーク(スズメ)

今回のブックトークのテーマは「身近な生き物のこと、もっと知りたいな」です。

スズメの本をいくつか紹介しました。

今回は本の内容というより、身近な生き物に興味を持ってもらうことのほうに力を入れました。なので、自分の体験話のトークが多いです。

まず、スズメ関係の本を紹介する時の前ふりとして、私がここ2ヶ月以上実施している「スズメ来て来てキャンペーン」について語りました。

「…私が家の玄関の前の木に、スズメが来るように、とまるカゴを吊るしてですね、このように仲間が既にいると見せかけて(…と言って机の上にスズメのフィギュアをバンと置く)待っているわけなんですが。1体2千円もしまして。2体で4千円ですよ…。待てども待てども来ないんですが、どうしてだと思いますか?」

「あやしいと思われてるー!」「エサがよくないんじゃないの?」…との子ども達の声。

「…私はUFOを見たことがあるんです。そんな私がですよ、何故スズメを呼ぶことが出来ないんでしょうか!(一同失笑)そんな悔しさからも、私はこれらのスズメ本を読んでみました。しかし、紹介しておきながらなんですが、確かにこれらの本はスズメに関する情報(俳句に登場するスズメ、歌や童話に登場するスズメ)などの情報は載っていました。でも、肝心の「こうしたらスズメを手なずけられる」という情報は載っていなかったのです」…と子ども達の前で力説をしました。

「ですので、身近な割りにスズメというのは意外と全容を知られていないということ、そして、それらとコミュニケーションを取れるということがどれだけ難しいことなのかということが分かりました。皆さんもぜひスズメを庭先に呼んでみてください。そうしたら私はあなたを尊敬します」…と結びました。

「きょうのスー」というコミックも出ていまして、4コマ漫画で面白いのですが、ブックトークの際には出来る限りコミックを入れるように心がけています。

やっぱり小学生には文字ばかりの本よりコミックのほうが食いつきが良いです。

わたしのスズメ研究   /   さえら書房

スズメの大研究 /   PHP研究所

きょうのスー /    双葉社